【懐かしゲームシリーズ】アナザーディメンジョンが凶悪の難易度【聖闘士星矢 黄金伝説完結編】

発売日すぐに買いました。小学5年生でした。
当時、聖闘士星矢は、子供たちの間で大人気で、丁度ゴールド聖闘士編が終わったくらいでした。

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12宮、それぞれアクションステージと、ゴールド聖闘士と戦うシュミレーションステージに分かれています。
アクションステージでは雑兵を倒しながら、穴を飛び越えたり、岩をよけたりして、そのステージの最後に居るゴールド聖闘士を
目指して進みます。
穴に落ちたら、即そのステージの最初から再スタートで、こういった厳しさは昔のファミコンゲームでは当たり前でした。
ステージが進むにつれ、アクションステージの難易度が上がり、周りは穴だらけで、足場が不安定なところも多くなります。
何度も再スタートを経験しました。
アクションステージで雑兵を倒すことによって得た、セブンセンシズを、ゴールド聖闘士と戦うときに使用します。
セブンセンシズは、コスモとライフに振り分けます。
このあたり、自分で有利になるように調節します。
1ステージのムウ、2ステージのアルデバランまでは順調だったのですが、3ステージ目のジェミニで半年ぐらい詰まりました。
ジェミニの使うアナザーディメンジョンで異空間に飛ばされるのですが、この飛ばされた先がアクションステージで、そこが鬼のような難易度でした。
何だか、摩擦係数がやたらと低いのか滑りやすい床と、変な慣性が働く無重力のような空間で、足が滑って穴に落ちることが何回もありました。
最後のほうは、動きが予測できない泡が飛んできて、先に進めずイライラして「5500円返せ!」とか思いました。

ゴールド聖闘士と一騎打ちする場面では、漫画やテレビアニメでおなじみに必殺技を出し合って、ライフを奪い合います。
聖矢らブロンズ聖闘士が手前で、向かい合う形でゴールド聖闘士とやり取りします。
戦ってる途中に、会話をして相手に精神的ダメージを与えることもできます。
また、ピンチになると、聖矢だったらマリンさんの残像が現れて励ましてくれます。ついでにライフ、コスモも回復します。
各キャラ、助けてくれるキャラが違います。
ただ戦うのではなく、こういった演出が原作を追体験しているようで、とても素敵でした。

日時計の火が、刻々と消えていく演出もよかったです。
あと、ファミコンならではのバグなのか笑える要素もありました。
ゴールド聖闘士が放った技を、タイミングよく、右か左ぼたんを押せば、よけることが出来ます。
一番笑ったのは、聖矢が右にスライドして技をよけたのですが、そのまま画面の右端に消えてしまい、「どうした!?」と思っていると、
一周したのか左端からヒョコッと登場し、結局技を受けてダメージを受けたことです。
バグだと思うなあ、、、これ。古き良きファミコンならでは、な感じです。

1年以上遊んで、上達して何度もクリアできるようになりました。
友達と外に遊びに行く前に、「よっしゃ、ちょっとクリアしてから行くか!」とういノリで、2時間くらいでクリアできるくらいになってました。

あの頃は、今みたいに無料のアプリゲームなどはなく、買ってしまったゲームはつまらなくても、意地でも面白いと思ってやり通すしか
無かったのです。
このゲームは面白かったのでよかった。